GW中、葛尾城址と五里ヶ峰へ。
高校生の長女は部活で不参加。長男と次女、夫と4人での登山。どこかへ行くにもだんだんそうやってさみしくなってきてます。
さて、当初の計画では、菅平の根子岳へ行く予定だったのですが、山に着いたら、中腹から白い!
数日前に積雪?だったよう。
車から降りた瞬間にすでに寒さを感じました。
「でも、昼間晴れるかもしれないから、登ってみる??」
用意をして、歩くこと10メートルほど。やっぱり足が寒い。子どもたちも、
「寒い~」
「やっぱり、やめよう。頂上はもっと寒いんだよね。今、この時点で寒いし、山みたら、ほとんど雪に覆われて。座っておにぎりも食べられなさそうだもんね。」
ということで、また車に戻りそこから検索し辿り着いたのが、坂城にある葛尾城。
葛尾城は村上義清のお城で、戦時中の山城として使われていたとのこと。(村上義清は、武田信玄からの攻撃を2回撃退したのだけれど、最終的には追い込まれ上杉謙信の元へ逃げ、川中島の戦いのきっかけを作ったのだとか)
葛尾城からの五里ヶ峰さらに鏡台山、黒柏木、和平高原というコースがあるみたい。
駐車場は結構混んでいて、登山される方が想像以上にいた様子。
葛尾城も五里ヶ峰も、長野市~上田市くらいまでが見渡せるすばらしい山でした。こんなに良い景色なのだったら、地元の歴史を少し勉強してから登った方がよかったな。なんて。
帰り道。
「途中でやめて、こっちの山にしてよかったね~」
「楽しかったね~」
* *
数日後。
クライアントからメッセージ。クライアントも登山へ行った様子。
「登山にいき、悪天候のため途中でやめて引き返しました。
突き進むだけでは進めない。引き返したことにも満足しています。」
頑張り屋さんのクライアントの進化に驚きました。
今までだったら、「達成できず残念」と思うところを、「引き返すっていう判断ができた自分、すごいよね」と考えられるようになったのです。
自分にかける言葉が変わった!
* * *
自分にかける言葉を変える。
例えば、
「道を引き返す」
というと、少しネガティブなイメージだけれど、
「よいほうの道を選択した」
というとどうかしら?
そうすると引き返す道も前進する道に変わる。
言葉遊びみたいといわれればそれまでだけど、それでも意外と効果があると私は思っています。
必要以上にポジティブである必要はないけれど、自分にどんな言葉をかけるかによって、そのあとの心持ちは全然違うのですよね。
自分にマイナスな言葉をかけて落ち込んでしまいそうな時は、コーチに話を聞いてもらうのがおすすめ。
自分とは違う視点から話を聞いてくれるから、必要以上に落ち込むことも少なくなりますよ。