次女。小学5年生。
3人兄弟の末っ子だけにしっかりして見えます。
実際、学校でも先生に頼りにされているようで。
先日、そんな次女と秋に着る洋服がないということで、とあるお店へ行きました。
色々な洋服を見ながら、次女。
「私、こういうワイドパンツは似合わないって言われたんだよね。
足が太く見えるって。」
「この前、ベージュのワンピースを着て行ったら、
おばさんっぽいって言われたんだよ」
「だから、ここで買っても似合わないって言われる気がする…」
さっきまでルンルンだったのに、お店に着いたとたん、急にテンションがダダ下がり。
「ここ、みんな着てて、かわいいんだよ」
どうやらみんなは似合うけど、自分は似合わないと思っている様子。
あまりに悲しそうな顔をしているので、
「じゃあ、お店変えよう。また今度違うところへ行こう」
と話し、お店を後に。
後日、別のお店へ行って、洋服を見たところ、
「ここなら、みんなと被らないから、大丈夫!」
と嬉しそう。みんなが着ている洋服だと、みんなと比べられるのがイヤと感じているみたい。
「なんかね、みんなは私には何を言っても大丈夫って思ってるんだよね。」
次女は、言動も割としっかりしていて、見た目もしっかりしているせいか、メンタルも強そうとお友達に思われているらしい。
なにを言っても笑って気にしなさそう。
なんなら、「はっきり言ってあげることが親切だ」
確かに、外側はそう見える。
でも実際は、
傷ついているよね。
次女に
「いわれて嫌だなぁとおもったら、『今の言葉傷ついたなぁ』って言ってみたら?」
と言うと、
「うーん、言いにくいな。みんなといるの楽しいし」
とのこと。
そうだよね。
集団でいることの安心感。
個でいることは寂しい
と感じるお年頃。
あと数年は葛藤するかもしれないな。
なんて。
みんなに本当はどんな風に見られたいのか。自分はどうありたいのか。
とか、少しずつ客観的に見ることができてくるとラクになるけど、
子どもはまだそこまではできない。し、
居心地がいい自分を探して
まだまだ自分を創っている途中でもある。
* *
他人がつくったイメージと自分が合致しない
とか。
今のイメージを保ち続けたいけど、
きついことを言われるのはつらいから言われないようにしたい
とか、
言われても気にしないようにする
とか。
小学5年生でも葛藤があるよねと思ったら、
私まで切ない気持ちに。
自分もそれでけっこう悩んだな。
ありのままの自分とありたい自分、他の人から見られている自分、
少しずつ重なっていくといいよね。
・自分のことは、自分の意見がまずは一番!
・自分の心にも玄関を作って、勝手に人を入れないようにする
つまり、
人から言われたことで受け入れられないことは
受け入れなくてよいし、聞き流していいし、
そもそも、それを選ぶ権利を自分が持っている
・他の人から見られている自分に合わせるんじゃなくて、
自分がありたい自分に合わせていく
とにかく
自分を大切にする方法を伝えられたらいいな。
と思いながら、どう言ったらよいか悩み、
「ママは○○ちゃん、いつでもかわいいと思っているよ。」
としか言えず(^^;)
* * *
今日は、新しいお洋服を
「かわいい~!」
といわれたそう。
「よかったね~」
といいながら、
たくさんの想いがめぐっています。