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「私」という生き方を楽しむ
コミュニケーション

要約されているのに、わからない

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仕事で、電話をすることがある。
それは、頻繁に仕事を共にしている方だけでなく、
顔も様子も存じ上げない方も。
 
 
今日、とあるところへ電話。
最初は女の人が出て。
要件を話し、そして、先方も
「はい、そうですか」
と会話が続く。
 
何かの話で、
「確認しますので、お待ちください」
と言われて保留。
 
保留の音楽が切れたと思ったら、次は男の人。
 
突然、話の続きを話し出す。
私はこの電話の向こうの方がどなたかわからなかったのだけど、
向こうは私のことをわかった風。
 
 
「え?いきなり、なんでこの人が話してるの?」
と思ったけれど、すぐさま気を取り直し、
いろいろ聞きたいことを話し始めたら、
私が聞きたいことの答えがわかるからか、
話している最中にも、
「あー、それは要するに」
「だからね、それは要するに」
「要するにねぇ、」
 
なんだかね、とっても要されました…
 
 
ってかね、
要約されるほど、まだ話してないっ(^^;)
 
 
あんまりすべての質問を途中から話し出してくるから、
途中から、
珍しく勝ちたい気分になって(笑)、
頑張って最後まで
「あの、これってこういうことですか?」
って言ってみたけど、
電話の向こうのお方、私と同時進行で
ものすごい大声で話してる…
 
 
電話を切った後、ため息。
 
私自身のことだけど、
私は私の聞きたいことは聞けたのかしら…。
軽くポカンとする。
 
 
メモをチェックしたら、
わかりにくいながらも、
一応全て答えてもらっているらしい。
 
 
そうなんだけど。
 
そうなんだけどね。
 
たしかにそうなんだけど、
聞いたことに対して、
答えてもらった感じがしない。
 
 
自分(答える側)はわかっていても、
相手はわからないから、
相手がわかるようにするには、
まず相手の話を最後まで話を聞いてほしい。
  
電話なら顔がわからないからなおさら、
声のトーンや速さ、話を最後まで聞く、共感する
くらいしか、信頼を得るところがない。
だし、
共通言語を話さないとだめだなっとあらためて。
 
要約されて、違う言葉を使われると、思考がフリーズする。
 
要約するって、
難しい言葉や長い言葉を優しくしたり、
まとめたりすることなのかなと思うけれど。
 
 
気をつけよう。
自分が知っている、分かっている
ことほど、相手に話すときは気を付けないといけない。
自分だけがわかっていることを
自分だけにわかる言葉で話している可能性がある
ってこと。
 
  
じつはちょっとイラっとしていたけど、
(ちょっとどころではない??)
「あれは学びだったんだ」
と自分を落ち着かせる。
 
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